命ある限り

whiterose先日長年やりとりをさせていただいていたカナダ人のホストマザーのキャンディが66歳で他界したことを知りました。

彼女にはとてもお世話になり、帰国したからの22年間ずっとやりとりをしていました。

20代の頃、ホームステイで8ヶ月ほどお世話になり、娘のようにかわいがってくれ、帰国するときも日本へ帰りたくなくて、キャンディもわたしと離れたくないとふたりで泣いていました。

ほんとに日本に帰りたくなくて帰国が近づくにつれて泣いていたものでした。

帰国してからも、悲しくて寂しくて、カナダへ戻ることを実は考えていました。
いずれ戻ろうと実は思っていました。

元気にしてる?と何回か電話をくれて、声を聞いては泣いていて。

まるでほんとうの親子みたいと母親に嫉妬されたくらい、わたしとキャンディは仲良しでした。

それから手紙のやりとりが始まり(その頃はインターネットがありませんでしたから)、かなり頻繁に書いていて、親切な彼女はわたしの手紙の英語を添削してくれました。それが2年くらい続いて、途中わたしは結婚して、いろいろと忙しくなってからは1年に1回クリスマスの時期にクリスマスカードと近況を知らせるお手紙のやりとりをしていました。

わたしは20代の頃は、結婚願望が全くなくて、誰とも結婚しないだろうと思っていました。恋人は必要と思っていましたが、結婚にどうしても夢を抱くことができなくて、結婚なんてしたくないと思っていました。

しかし、キャンディと彼女のご主人の夫婦関係を見て、結婚生活って素敵だな、円満な家庭って心がこんなに暖かくなるものなんだなぁと初めて思え、きっとわたしにもひょっとして出会うべき人がこの地球上にいるかもしれない、わたしの運命の伴侶さんは一体どこにいるのだろうとはじめてそんなふうに深く思えたとき、胸からものすごくこみ上げてくるものがあって、なぜか泣けてきて胸がきゅんとなった瞬間を今でも鮮明に覚えています。

そう思えたのもふたりと出会えたからでした。

キャンディはとても愛情深い人でした。

娘を3人育てあげてからも、家族がいない老人を引き取って介護したり、身寄りのないこどもたちを引き取って養子にして育てていました。

ボランティア精神あふれる人でした。

彼女のやさしい心に一杯ふれて、わたしも彼女のように愛情あふれる人になれたらと尊敬する一人でもありました。 もう少したって余裕がでてきたら、いつかまたカナダで再会したい、
直接会っていろいろなことを話したいと思っていました。

どこにいても、例え遠くにいても、会える間に、話せる間に少しでも接しておくべきでした。

肉体は永遠ではありません。
人生何が起こるかわかりません。

生きてるうちに、後悔のないようにもっと大切な人やお世話になった人たちに沢山会ったり、コミュニケーションをとっていきたいと心底思いました。

去年スペインの義理姉が亡くなったときもそう思ったのですが、ほんとうに時間は限られているので、大切な人たちともっと関わっていこうと思います。

ここ数日悲しくてちょっとだけもやもやしてしまいましたが、こうして生きてることは当たり前のことじゃなくて、奇跡なんだ、もっと大切にしていこうと又思えました。

彼女と過ごした日々、決して忘れません。
ずっとずっとわたしの中に思い出は生きています。

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